LUMIX DC-TX2

LUMIX GX7 Mark III と同時発表されたコンデジです。

panasonic.jp

LUMIX TX1 の後継機で、ズーム倍率を10倍から15倍に広げて、

1インチセンサーを搭載なので、旅カメラとして一定の人気があります。

レンズが、F3.3-6.4 とやや厳しい変更になっていますが、

それほど開放値にはこだわらず、コンパクトにまとめています。

 

液晶モニタはタッチ対応ですが、固定式で高級機らしいです。

それ以外は、LUMIX GX7 Mark III とほぼ同等の最新機能が満載で、

ありそうでなかった新ジャンル、月産台数1000台とかなり頑張っています。

 

日本人的には、同じような価格でレンズ交換が可能なLUMIX GX7 Mark III

の方が人気になるような気もするのだけど、よくよく仕様をくらべると、

ここまで欲張りなコンデジは他に見当たらないので魅力的です。

ISO500相当の画像が満足いくレベルならちょっと使ってみたいです。

 

望遠端は、レンズシフト式のPOWER O.I.S.に対応で問題ないのですが、

広角側はボディ内手ぶれ補正搭載のレンズ交換式が、やや有利に感じられます。

ここは望遠大好き高級コンパクトロングズームの特長となるので、

かなり使い手を選ぶ雰囲気ですが、AUTOモードこそ威力を発揮しそうです。

 

実際、難しいパラメタを使いこなす達人はそんなに多くはないです。

富士フイルムとは対極の発想で、まかせきりで撮るのが楽しそうなコンデジ

キタムラ初売価格:¥97,080 (税込)なので、いきなりは無理そうだけど、

お手頃価格に降りてくる(後継機が発表が近付く)頃になれば、

究極の旅カメラとして選択肢になると思われる新製品です。

(最近のデジカメは初値がかなり厳し過ぎるような気がします。)