EF70-200mm F2.8L は、憧れのレンズでした。
驚くのは、今でも初代が現役で売っていることです。
EF70-200mm F4L USM の方は、
数少ない手が届きそうな白いLレンズだったのですが、
結局手元に現在も残っているのは、EF300mm F4L IS USM
APS-C モデルでは少し中途半端というか、
ターゲットが少し違います。
現実には今、XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS を
使っている者が言うのもなんなのですが、
カメラというのはそんなものです。
いかに良いタイミングで出会うかで印象は大きく異なります。
今回の場合、もしかすると一眼レフ用の最後のレンズに
なるかも知れないので、そんな想いも少しあります。
EF70-200mm F2.8L USM が、1995年(平成7年)3月
EF70-200mm F4L USM が、1999年(平成11年)9月
それ以前は、80-200mm を引き継いでいます。
70-200mmは、20年以上もほとんど基本の構成が変わらない
キヤノンの伝統を具現化しているのです。
実際、今もラインアップにあるのは、
最新のデジタルカメラと組み合わせてもLレンズに相応しい
画像を得られるということです。
もちろん新製品として発表されるからには、
パワーアップしていると思われますが、
完成の極みを目指したと考えるとロマンがあります。