FUJINON XF16-55mmF2.8 R LM WR

昨年はレンズにはじまってレンスに終わる年で、

年初に、SONY FE 85mm F1.8 (ボディは2017年購入)

その後偶然にも、スコープと接眼の軽量化を行い、

この影響でLUMIXのレンズが増えたのだけど、

フィールド機材はお家のカメラとは切り離すことにしています。

 

そんなこんなで、あれこれと彷徨っている過程がブログ的には面白い

ところだとは思うのですが、全部書くのは恥ずかしいので、

本日はタイトルにある、XF16-55mmF2.8 R LM WR のお話です。

 

このレンズは「フジ姉」なら持っていて当たり前、

今さら語ることは少ないですが、

写真のジャンルとしてはやや異質に感じる「集合写真」のスペシャリスト

として、完璧すぎる特性を発揮します。

 

XF16-55mmF2.8 のズーム指標は、16,23,35,55 です。

16-35 の描写は開放から単焦点に負けない透明感をキープします。

周辺部の歪みは最広角でも全く気にならないレベルですが、

許される範囲で画角を抑えたいというか揃えたい。

このために必要なこだわりのズームです。

 

お家のカメラの場合、レンズがちょっと大きすぎる感じになるのだけど、

ハンドグリップを装着すると誂えたようにしっくりときます。

電子部品以外は専用の社外品は痒い所に手が届く機能で、

三脚に取り付ける際も気を使わないので簡単です。

小さな雲台だと、微妙な調整が難しいので、

屋内の撮影がメインの時は、ボール径φ54mm大型の自由雲台を使います。

 

XF16-55mmF2.8 は、とっても人気があるのだけど、

余りにも良く出来過ぎていて、何となく富士フイルムらしくないという

謎の理由(?)から、最愛レンズに指定されない不思議な存在ですが、

16-35mmをカバーするXFレンズ史上最高レベルだと思います。

何を持って素晴らしい画質と判断するのかは微妙ですが、

最望遠端付近になると穏やかに下がっていくのは、

ズームレンズの宿命なので、この領域を必要な場合は別のレンズにします。