昨日書いた、支払い目安額一覧は、
作ってくれることを待っているよりも、
自分で作った方が良く理解できると思います。
ExcelやNumbersを使える人は、
A4一枚分で簡単にできます。
1.利用期間
(例えば、2016/03/01-2016/03/31)
を、セルに入力します。
2.引落し日
(例えば、2016/04/25)
が、二列目の入力情報です。
3.支払い目安額
(例えば、5,680円)
1と2-13と14-25と、26〜は別物です。
A4なら縦方向に40セル、横方向には、
7,8セルぐらいは表示できるので、
使わない欄も枠線を表示させておくと追記しやすいです。
一行目だけ入力して、オートフィルを使っても
だいたいはうまくいきますが、
たった25行なので、手入力で噛み締めます。
これを作って印刷までしておけば、
総額だけではなく、いついくら引き落とされるのかも
わかるので、特に追加料金が発生するような場合
心構えができると思います。
これを作ってみると、とても良くわかるのが、
月額450円(税込)は、24回払いで10,800円(税込)になることや、
月額400円(税抜き)でも、25回払いだと10,000円(税抜き)なので、
税込みだと、10,800円になることが実感できます。
月々450円と聞くだけで、即座に10,800円(税込)をイメージできます。
これが身につくと、月々1,800円は、税込みで43,200円となります。
こんなことが出来るようになっても、誰も褒めてはくれませんが、
スーパーで10円,20円に気配りをする難度にくらべて、
即効性があって額が大きいことがわかります。
月々おいくら円は、満期が長くなるほど重くなるので、
たとえ無利息であっても、小額で済まないことがあります。
今問題となっている奨学金ローンについても、
最初の段階で、この部分を曖昧にしていることが
大きな問題につながっているのです。
ほとんどの奨学金は、現在では低率ながらも、
有利子のローンです。右肩上がりの経済成長期には、
出世払い的な印象もあったのですが、
銀行の利息が限りなく0の情勢を考えると、
この返済は相当の負担になっていると思います。