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新生活応援キャンペーン

今年も、4月1日がやってきました。

昨年はうまく使いこなすことができなかったエイプリール・フール

のネタではなくて、今日は大真面目でいってみます。

 

日本では、春がはじまりの季節なので、

たくさんの人が、新しい生活をスタートさせます。

特に状況が一変するのは、

本年度より社会人になった人です。

 

今の大学生さんは色々と忙しいので学業の傍ら、

バイトをしている人もたくさんいますが、

主たる所属は、学生の身分です。

よほどの学業優秀な人でなければ、

年間50万円以上はお金を払って勉強をします。

それが、会社員になったとたん

逆に、年間数百万円をもらって働くことになります。

 

かなり大きな企業であれば、

最初の3カ月もしくは半年間ぐらいは、

研修というのがあって、学校と極端には変わらない

時間を過ごすことになるのですが、

これはかなり厳しいです。

 

もちろん楽しく研修を感じる人もいると思いますが、

何しろ勉強を教えてもらうのが仕事ですから、

最初の給料日にこの事に気付いた人は、

その重要性を理解させられます。

 

高校や大学は合格することがある種のゴールになっていますが、

一般的な企業は、入社が文字通りのスタートになります。

学校の場合は長くても、3,4年で卒業するのだけど、

もしかして定年まで働き続けるとなると、

同期入社の仲間たちが最も身近なライバルになるのです。

 

でも、今では終身雇用の慣行は崩壊寸前の状況で、

残念ながら、はえぬきの社員が経営陣になれる確率も

現在の株式会社では、非常に低くなっています。

民間企業の場合、5年後も同じ会社に勤務する人が

50%以上であれば、かなりの優良な企業になりつつあります。

 

一見すると、不安な要素が多く感じられますが、

そこそこの大学を卒業して、そこそこ大手企業に入社した人の

約半分は自らが選んだ会社で働くことができるのです。

近年では珍しいほどの雇用情勢だと思います。

 

本年の雇用環境や経済動向などが相対的にどうであるかは、

何年か経過した後に判明するのですが、

かなりのピークにあるものと予測ができます。

これが完全にはずれて、年々状況が良くなっていけば、

それが景気的には最も理想的な展開となりますが、

永遠にプラス成長することはないですから

何事にもほどほどがあります。

 

ということで、今年新生活スタートさせる人たちは、

もしかすると今世紀最初の、上げ上げ期かも知れないので、

その幸運なタイミングを、しっかりと味わいましょう。

 

世の中の移り変わりは激しく、

経験が豊富であるはずの年配者の意見が全て正解なのではなく、

今の時代に生きる人にしか判断できない事の方が多いです。

自分の生き方に関わる内容は他の人が考えるよりも、

本人が一番良くわかるはずだと思います。

 

企業が行う研修も年々変化しているものと思われますが、

お金をもらって最初に学ぶ内容の多くは、

新卒者だけにしか与えられない特別なものがあり、

この時の体験は、これから生きていく中でとても重要な要素が

含まれているので、たくさん吸収しておく事が、後々の財産になります。

 

それでも、本当の本番は、

やはり最初に配属されてからの実業務の中にあります。

すべての人が希望通りの職場に着くことはできないかも知れないけど、

現場の仕事から得られる感覚や色々な仕組みを理解することは、

個々の社会人として基盤となる場合がほとんどです。

 

お金をもらうために仕事をするのですが、

ある時、自分の行っている仕事に対して価値が認められていることに

気がつきます。その瞬間が、まさにプロフェッショナルである

自分の姿を見つけることに成功した記念日になります。

 

社会人になるということは、

その喜びを感じる能力を身に付ける事だと思います。