今さら気がついたのですが、
富士フイルムのXF交換レンズ群は、
希望小売価格が設定されるようになっています。
これと、キャッシュバックキャンペーンが同時進行だったので、
一時期ものすごく高価に感じられたのですが、
年末になって、価格が下がっています。
XFレンズは極端に安い製品は存在しないのですが、
基本となるレンズ群と、ワンランク上のレンズ群の価格差が
あまりないので、X-Pro2やX-T2を今買える人ならば、
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR 以外は、
本体よりも価格が安いので、
購入しやすいというか集めやすいです。
キヤノンだと主力はほとんどが、Lレンズになっているので、
エントリーユーザはまったく手が届かない価格です。
その価値がある人が購入すればいいので、
何の問題もないのですが、
折角同マウントのカメラを使っているのに、
最初のセット以外は、レンズキット一式が何台も買えるお値段なので、
ステップアップ作戦がつかえないです。
実機が世の中にたくさん出荷されれば知名度は上がりますが、
格差が広がり過ぎると頂上戦略にはあまりならないです。
富士フイルムは、シェアNo.1を目指してはいないので、
カメラ事業は二大巨頭を切り崩していく狙いです。
XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS は今でもセットですが、
かなりリッチで安物感はまるで感じさせないです。
実際お家のレンズでは最高の歩留まりです。
- XF16-55mmF2.8 R LM WR
- XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR
- XF10-24mmF4 R OIS
にしても、数万円アップで購入可能です。
XFレンズの場合、ズームは便利よりも手ブレ補正が重要です。
たぶん多くのXシリーズユーザは、
単焦点好きが多いので、
やっぱり大口径を使いたいと考えると、
十分に手が届く範囲に他社ではありえない価格で
提供されているので、高価なズームよりも
段階を踏んだステップアップが容易に出来ます。