UHS-III

UHSスピードクラス「UHS-III」が発表されています。

現行機種でも、UHS-IIに対応しているものは、

まだ少ないものの、8K動画機が登場する頃には対応するのかな。

 

今盛んに宣伝してるのは、速度よりも消費電力効率です。

書き込み時間が短ければバッテリーもあまり減らない。

当たり前のようで意外と地味なポイントです。

ミラーレス機は撮影枚数が少ないのが欠点なのですが、

この先高級機はUSB充電にも普通に対応するし、

20万円超級はかなり大型になっているので、

パワーグリップとかで増設しなくても、

10,000mAh,20,000mAhのモバイルバッテリーを繋げばいいので、

枚数の心配をする必要はあまりないかと思います。

 

段階はメーカーが保証するかどうかのレベルではなくて、

カメラ自体が連続記録に耐えられるかになっています。

GH5が登場した事で、約18M/秒間30コマ連写がバッファの限り

可能になってしまったので、高速連射で決定的瞬間を捉える

のはカメラが勝手にやってくる作業に既になってしまったのです。

 

報道カメラマンは必至でソフトウエアを勉強の最中かもです。

プレスコーナーに無人のカメラが並ぶ日は相当近いと思われます。

Xシリーズとか、これまで完全に無縁の世界だったのが、

あと数年もすれば、趣味の道具からお仕事専用に使われる機械の方に、

最も近づいているといえるかも知れない状況です。

 

今のところ、お家にはUHS-II対応している機種がないので、

驚愕の転送速度を享受できるのは、Macへの画像転送ぐらいですが、

ファイル数が千個を超えるデータで試してみると、

呆れるほどの速さを実感できます。

たぶんこれだけでも、UHS-IIカードを使う価値があるので、

内蔵カードリーダーがなくなった理由が良くわかります。