EOS X9 の売行き

2017年上半期のレンズ交換式カメラは、

ここ数年なかった製品数が一挙に発表されています。

なんか3年分ぐらい需要を先取りしているような雰囲気です。

 

各社の商品を見くらべるためには、

同時期発売のものをくらべるのがわかりやすく、

この先の勢力図を左右する渾身の発表です。

 

ミラーレス陣営は最上級機を中心にリリースしています。

対する一眼レフを主力とするグループは、

カメラの使われ方を再定義して、ボリュームゾーンを充実です。

 

やはり一番気になるのは、EOS X7 の正統な後継機種

EOS X9 の動向です。エントリーユーザが選択する価格帯

唯一の一眼レフなので、一定数は確実に売れるはずです。

が、X7 のような出荷台数はとても難しそうです。

 

一般論でカメラの先行きをうらなう予測ではなくて、

このブログの希望的な感想を述べさせてもらうと、

ちょっとというかかなーり残念な想いがします。

EOS X7 の特長は、誰が見てもちっちゃくてカワイイ

ところです。ついでに捕捉するとX8が出なかったことにより、

長期に渡って低価格を維持できたので圧倒的に支持されています。

 

現実の不満点に耳を傾ければ、

EOS X9 の登場は全く正常な進化を遂げているのですが、

X7 ユーザが買い増しをする理由はなにもないです。

未来を確実に予測できれば大ヒットなのだけど、

単純に軽くした方が正解だったと思います。