今日はこのブログのもう一つの主役で
登場以来、ずーっと二番目に見られているミラーレスカメラ
FUJIFILM X-A1 & X-A2 です。なんかとっても久々ですね。
週末にキタムラで見たら、ダブルズームレンズキットが
63,800円 - 6,000円 = 57,800円 になっていたので、
連休前のセールで、かなり頑張ってると思っていたら
今見る限りでは、割引後が64,700円 になっていました。
ネット価格は一斉に変更されるので、実売は良くわからない
のですが、このクラスの商品で10%も上昇してしまうと、
売る方も、買う方も、かなり困惑してしまいますよね。
5月中に、FUJIFILM X-T10が発表されるかも、
といった噂も飛び交うようになっているので
価格調整の事情もあるのかも知れませんが
FUJIFILM X-T,X-E,X-M,X-A のポジショニングは
かなり難しそうなので、ちょっと心配ですね。
FUJIFILM X-A1 が欲しい人はみんな買ってしまった
可能性も高く、Xシリーズの良さを知ってもらうために
割り切って販売している価格だったので、このままだと
国内では厳しく、どこかの国で売れるといいのですが
ボディ + ズームレンズ2本 < 単焦点レンズの認識は
変わらないから、他社のビジネスモデルと同じような
方法では、数年後に生き残ることはかなり困難かも。
X-Pro1 の発売から、APS-Cサイズ 1630万画素にこだわって
ようやく高級なレンズ群も揃ってきて、これからという時期に
足元がぐらつくと、上位のモデルにも影響が懸念されます。
ホントは、FUJIFILM X-A2 がもう5万円台なので、
連休中なら、XM-FL もオマケで付いてくるのでいいかも
みたいなことを書く予定だったのですが、
急遽変更しなければならない事態となって残念です。
お値段のことなど気にせず、好きな時に買えればいいけど
デジタル製品はこれまで下降することはあっても上昇は
極めて異例の出来事なので、どんなに景気が回復してると
いわれても、いきなり対応することは簡単ではないので、
特にエントリーモデルは、価格に敏感なことをわかってる
はずだから、少しだけびっくりしたのが素直な感想です。
ついでに、PowerShot SX60 HS も上昇に転じました。
Nikon COOLPIX P900 の登場で、すぐに新機種は出せず
価格で対抗なのかと思っていたら、少し違いました。
これはいかにも、Canonらしいです。数量が多少減っても
在庫をコントロールして機会をうかがう仕組みがあって
挑発には決してのらないのが、Canon流なのでしょう。
Canonはすでに100倍ズームを製品化することが可能です。
でもきっと、それを慌ててやらなくても、一定数は売れるし
新しく発売するからには、先発を凌駕するものでなければ
意味がないこと知っています。なのでもし出すとすれば、
SXの3ケタシリーズに、小型映像素子の24-2400mmを作り
倍率競争はそちらでやってでも、PowerShot SX60 HS の
後継機は、万全を期して発表してくるものと考えられます。
Canonがやらなくても、いずれ近い内に他社からも100倍
ズームが発売されることは間違いなくて、でもそれは必ずしも
現在のデジカメの様な形とは限らず、ビデオカメラのような
形態かもしれません。Canonが重さ1kgのコンデジを作るのは
あまり現実的ではなく、自らが販売した新機種が同社の他製品
のシェアを奪うようなことを、Canonは絶対にしないと思うので、
どんなジャンルを牽引していくのか、今から楽しみにしています。