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説明会のイベント

Nikon COOLPIX P900

今週もまた、Nikon COOLPIX P900 です。

キタムラネットショップは、納期が3ヶ月になっています。

幾ら何でもお盆に間に合わないようでは予約もできないので

最大限のお見積もりなのでしょうが、売れているのか、

売らないようにしてるのか、わからない状況です。

 

NikonとかCanonの投資家情報を見ると、

説明会資料というのが必ず掲載されています。

株主様に向けて配られる、実績とか見通しなどが載っていて

一見難しそうにも見えるのですけど、

家計簿やお小遣い帳のようなものです。

 

数値自体の見どころは後にして、

ざっくり説明すると、予想以上にデジタルカメラが

売れなかったので、さらなる付加価値商品で収益性を高めて

同時に色んな体制の効率化を進め、増収増益を目指します。

みたいな感じです。

 

どこかの経営コンサルタントのテンプレートでしょうか

両者とも、ほぼ同じ内容といってもいいぐらいです。

経営者は経営のプロなので、それで問題はないのですけど

ただ資料を読んでいるところを見るだけです。

 

折角のヒット作というか発明品なのだから、

これが我が社の大発明した、Nikon COOLPIX P900 です。

ぐらいの派手な振る舞いをしてくれてもいいと思うのですが

ベンチャー企業とは対極の地位にある会社ですから

意思決定も容易ではないのかも知れません。

 

ウォークマン = iPod、VAIO = MacBook Air、

多機能携帯電話 = iPhone のように、考えてみると、

高付加価値的な改良という点では日本企業は突出していて

その後、革命という段階に昇華するのが苦手です。

光学的性能では圧倒的優位にあるものの、

このままでは良いはずがないです。

 

デジタルカメラの伸び率は下降していて、

しかも金額ベースでは、レンズ交換式カメラが82%

台数ベースでは、43%です。実はまだレンズ一体型カメラの方が

たくさん売れているのに、儲からないからと放棄してしまうと

いつか本当にただの部品供給メーカーになってしまいます。

 

Nikon COOLPIX P900 は、すべてが完全なカメラではないけど

これから地道に完成度を上げていこうとする従来の方法では時間が

かかり過ぎます。見切り発射でもいいから、

トップが大々的に、偉大なる発明を広報するようなやり方で

業界全体がどうだとかを忘れてしまうぐらい自社製品を愛して

新しい時代を切り開くぐらいの覚悟を見せて欲しいです。

 

良いものを作り続けることは大変な努力が必要です。

でもそれだけでは、いつかは衰退してしまうかも知れません。

NikonもCanonも世界に誇る大企業なのだから

技術力や販売力やブランド競争力も抜群なのです。

大企業だから挑戦してはいけないということはないので、

映像事業者の壁を越えて、世界中をあっと驚かせるような

革命的な新製品を披露してくれることを願ってます。