デジカメの出荷台数が、前年比3.3%増の2,500万台で、
超久しぶりに、増加した2017年だったようです。
CANONやSONYも、かなり増収増益の発表をしているので、
当然の結果発表とも考えられるのですが、
2016年あたりは、下方修正の発表ばかり行われていた状況から、
わずかでも上昇に転じたのは喜ばしいことです。
2018年出荷見通しは、
本体が、2,500万台 → 2,340万台、
交換レンズが、1,920万本 → 1,860万本、
この資料は台数ベースなので、金額は載ってないです。
レンズ一体型は台数が減ると、そのまま実績に影響するのですが、
交換式の方は単価の上昇によって、利益を確保できるので、
いかに価格を維持することが企業にとって重要なことなのかを
見せつけてくれる発表になっていると思います。
緩やかなペースを維持してくれるのであればいいのですが、
価格を上げる正当な理由は、性能の向上が大前提であり、
これを続けていくと、お値段だけではなく質量も増加します。
このブログの基本単位 = 1デジカメ(約40,000円)で、
毎年幾らと決まっているわけでもないのですが、
昨年は最後に、4デジカメ相当の本体 + レンズを購入しています。
最新・最高級を追いかけ続けるのはとても無理なので、
周回遅れのサイクルにあっても、目的とタイミング
を、忘れなければこの定点観測自体が趣味の大切な要素に
なっていて、ブログに書き残していく原動力にもなっています。