今月は気分が安定しないので、
光学関係の情報にはあまり触れないように
しているのですが、気になる機種がいっぱいです。
リコーイメージングの、GR II も新発売です。
GR DIGITALの頃は、もっと注目されていて、
持ってる人もたくさんいたような気もするのですが、
いつの間にか、あまり人気がなくなっている感じがします。
GRレンズの歴史は、きっと輝かしいのだと思うけど、
このカメラの特徴は、いい写真が撮れそうなオーラがあって
その気にさせてくれる部分なのではないかと思います。
GRには一定数のファンがいるので、
まったく売れなくなることはないと思うのですが、
RICOHは、GXRの商業的な失敗もあって、
少し臆病になり過ぎているのでは?
DSC-RX100の登場以降のコンパクトデジカメの動向は
実感として、とても変化したように感じます。
それ以前だと、GR DIGITALは旅行カメラとして
目立って人気がありました。特に海外旅行はカメラを
購入するきっかけになることがとても多くて、
男性は一眼レフを選ぶのですが、女性はコンパクトでも
高級なカメラを志向します。GRは硬派なイメージですが、
たぶん思っている以上に、女子カメラだったのです。
GRがAPS-Cサイズになるのは自然な流れですが、
伝説の薄さを捨ててまで、画質にこだわったのならば、
伝説の光学ファインダーは搭載して欲しかったです。
もしくは、21-28mmのズームというか、
ライカ デュオビットみたいな、2焦点レンズ。
シグマのように、GR28とGR21の2台体制も良さそう。
これだと、ファンならば2つとも買ってくれるはず。
変わらないことも、このカメラ魅力のひとつなのだけど
もう少し冒険をしても、いいのかなあと思いました。