液晶ディスプレイはデジタル一眼に例えるなら、
交換レンズに相当します。
そんなわけで、いいレンズというか信頼できる製品が欲しかったのです。
昨年の夏、実機を見てある程度決まっていたのですが、
なんとなく延び延びになっていたので、衝動買いではないです。
言い訳は置いといて、最終候補は四機種(5種類)に絞られていました。
お値段も重要なのですが、問題はスペースです。
あと大切なのは、なぜ液晶ディスプレイが必要なのか?
これは単純に文字がよく見えないからです。認めたくはないのだけど、
平たくいえば老眼です。なので画面はできるだけ大きい方が良いのかというと、
必ずしも大は小を兼ねるとは限らないことに気が付きます。
27インチだと全体を見渡すことができない!
実際、WUXGA(1920x1200)でもかなり厳しいと思っていたので、
真ん中の見渡す範囲だけを使えばいい作戦を実行します。
これだと、2880x2160(150%表示なので1920x1440)だけを
見ている状態なります。左右の部分も作業領域としての利用価値があり
もったいない使い方ではあるけど予想以上に快適です。
細かい作業以外は、画面との距離を少しとってマウスを操作
Macならトラックパッドで、驚愕の画像を楽しむことができます。
PIXUSで名画を飾ろうに行くと、代表的なアーカイブスの紹介があるので、
お家の中にある専用の美術館で気がすむまで作品を鑑賞です。
この使い方は、有料のコンテンツにも絶大な効果があり、
例えばデジタルカメラマガジン(カメラ雑誌)は見開きで見ても
写真だけでなく文字も余裕で読めるのはとっても便利です。
結構感動したのは、「乙嫁語り」(マンガ単行本)
緻密な描写にうっとりして時間を忘れそうです。