幸せなデジカメとの関係

LUMIX DMC-LX100 を自在に操れるようになったら、

次のデジカメは明確なポイントにこだわって選べると思います。

  1. アナログ操作が合っているなら→富士フイルム
  2. 時代は完全に4Kだと思うなら→パナソニック
  3. カメラはやっぱりフルサイズなら→各社の高級機
  4. コンデジはもっと小型軽量なら→サイズと見た目と懐具合
  5. ここまでの高画質はいらないかも→スマホをフル活用

選択肢はたくさんあるけど、LX100を使うと見えてくる世界です。

これがレンズ交換式のエントリーモデル(特にダブルズームキット)

だったりすると、どうしてもマウントに縛られてしまいます。

好きなメーカーを決めて新製品を待つのは楽しいけれど、

「いつかはクラウン」みたいな頂上志向は、

デジタルの世界において、今ではもう難しいと感じます。

 

LX100は、近所の家電量販店に置かれるタイプではなかったので、

だぶん購入をしたほとんどの人は相当なカメラファンです。

デジカメが右肩上がりで販売台数を伸ばしている頃の製品であれば、

たぶんひと桁違う出荷数なので、多くの人にアピールも出来たのですが、

ある程度ターゲットを絞ったサブ機のポジションになってしまい、

はじめてのデジカメと対極の製品としての取り扱いが悔やまれます。

 

運良くこのカメラに触れたことがある人は、

その後幸せなデジカメとの関係を構築している人が多いです。

見かたによっては、デジカメの深い深い森に彷徨い込んでしまったと

お悩みの方も、時々ブログで見かけるのですが、

ほぼ例外なく本人は趣味として充実した満足感に溢れています。

 

非常に少ないサンプル数だけでいえば、

この層に属する者が現在の到達している機材はX-T2なんです。

ここから先は勝手な想像なのですが、

非常にフットワークがいいので、

欲しいモノは必ずいつか買ってしまいます。

情報収集もかなり積極的にしていると思われるので、

X-T20が確実に発売される事を知っています。

最悪X-T20の方がやっぱり良かったと判断すれば、

その時点でX-T2を売却すれば、わずかな差額で入手可能です。

この間、待ち続けることなく機材が使える価値を頭にいれているので、

あまり躊躇うこともなく購入に踏み切れる人たちです。

 

またあさっての方にいってしまいました。

このブログは周回遅れが当たり前の買い増しサイクルです。

今回の事例で説明をするなら、

LX5(2010) → LX7(2012) → LX100(2014) → LX9(2016)

の3周遅れで、1世代前、対象の機種からは2世代後になります。