Nikon 遊 4x10D CF / ミクロン 6x15 CF

8倍双眼鏡は2台目に最適とか、

10倍双眼鏡は3台目におすすめとかいってる時点で、

かなり壊れているではと感じる方が正常だと思いますが、

最初の1台で全てを満足する道具は他の分野でもたぶんないです。

基準がなければ判断もできないのでまずは最初の1台です。

 

  • Nikon 遊 4x10D CF   65g

この双眼鏡は市販されている最軽量クラスの双眼鏡です。

最大の特長は視度調整リングがないこと。

一覧表の下に注釈を追加しましたが、

視度調整リングがないので勝手にずれてしまう心配がないです。

 

理屈では左右の視度を調整したほうが良いのですが、

極端な例を除いて、両方とも同じ = 普通の双眼鏡なので、

ほとんどの人は問題なく使えてしまいます。

それから4倍という倍率も裸眼とくらべたら超人のレベルです。

ぶっちゃけ、4倍も6倍も8倍も見え方に大差はないです。

これは本当に見たことがある人にしか分からないと思います。

 

  • Nikon ミクロン 6x15 CF  130g

ミクロンは、カメラを好きな人に説明するなら、Nikon Z fc です。

Z fc は売れているので使っているのを見たことがあるけど、

実際に、ミクロン 6x15 CF を使っているところを見たことはないです。

展示物か知り合いのコレクション以外はもしかして存在しない可能性もあります。

そのぐらい珍しい双眼鏡なので、今では完全なマニア向けです。

 

両者に共通するのは、とても小さく華奢なので、

これだけで10年間使い続けるのは流石に無理があると思います。

サブ機ではないので、壊れる前に新しいものを購入するのは全然ありです。

それと、この2台はびっくりするほど小さいので、

慣れるまでに少し時間が必要です。

たぶんですが、倍率の問題ではなく小さ過ぎて使いにくいと感じます。

しかし、普通に売っている数千円の双眼鏡とは全く違う本物です。