AI AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED

先日の山紫陽花を撮影したレンズです。

普通の人は写真そのものというか作品の内容が大切なのですが、

このブログにとってはどんな機材を使ったのかもかなり重要な要素になります。

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そんな訳で簡単な経緯を書くと、

  1. 年初に、AI AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-EDを入手
  2. 「サンヨン」はこのブログの大好物(この辺りのエントリを参照)
  3. マウントアダプター FT1が現在どこにあるのか思い出せない

FT1は、NIKON 1に取り付ける純正品なので35mm換算で810mm相当になります。

忘れてしまったものは仕方がないので、中古品を探してみると意外と高い!

そもそも、AI AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-EDっていつ頃の製品?

NIKKORの旧製品(Fマウントレンズ)を見ても載っていない、

再度検索してみると、現行商品として販売されている様子

旧製品だったのはライトグレーだけのようです。

 

「しょうがない、ニコン買うかぁ。」(←嬉しそうに)

 

真っ先に候補として考えたのは、D7200(もちろん中古だよ)

以下の数値は、2020年1月中旬ごろのお値段です。

このブログ的には、D7500 > D500 >D7200 という感覚(発売順)だったので、

結構安いかと思っていたら、だいたい5万円台で美品だと六万ぐらい

かなり人気があって、とても回転が素早い傾向にあるという。

 

少々待つのは構わないが、程度の良い個体は意外と少ないそうだ。

D7100だと値段はぐっとお安くなって、かなりの上物でも36,300円とお手頃。

いちおう、D5600は現行品なのでこれよりも高く、

D5500でも十分な気もしたけど、ファインダーにはやはり拘りたい。

 

ほぼほぼD7100に決まりかけていたある日、

ネット上に大量にD610の新同品が掲載されているのを発見

フルサイズなのにこんな価格でいいのかと思いターゲットを広げる。

 

D810 > D500 > D750 > D800E >D7500 >D800 >D7200 > D610 > D7100

程度や時期や買い方で順番は多少前後する可能性はあるので気を付けたい

この時、D750には在庫限りの新品、D500とD7500は現行品も結構頑張っていた。

 

このまま書いていると三日三晩はかかりそうです。

カメラ好きの人ならば何度となく経験するであろう典型的なあるあるですが、

常人には理解されないかもしれないので少し端折ります。

ボディはD800Eを購入致しました。

ちょっとよくわからない選択なのだけども、

満足度は高いです。

 

タイトルが、AI AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-EDなので、

少しだけレンズの説明をすると、

2000年に発売されたモデルでD200あたりと使われていた記憶があります。

D800/D800Eテクニカルガイド16ページ目の

おすすめレンズ16本の中には含まれてはいませんが、

余裕で開放から解像感を楽しめると思います。

 

鏡筒はずっしりとしてやや過剰なほどのクオリティーです。

最前面に保護ガラスはなくとても迫力があります。

さらにすごいのは、絞りの本体部分が最後部に剥き出しになっています。

相当奥の方に位置するので触ることはないと思いますが、

かなり大胆な設計には驚かされます。

 

現代のレンズとくらべるのは色々と難しいけど、

いわゆるオールドレンズ的な描写を楽しむタイプではなく、

正しく使えば単焦点望遠レンズの真価を実感できる銘レンズだと感じます。

 

追記:昨日キャノンのRシリーズに大きなが発表ありましたね。

何ともこのブログらしく、ゆっくりマイペースのままです。