今さらだけど、コンデジ買ったよ!

2月になったら連載開始と思っていたのですが、

少しだけ前倒しで、デジカメに遊ばれる日々スタートです。

新しくお家に加わったメンバーは、

LUMIX DMC-LX100 です。

hydrornis.hatenablog.com

の時点でほぼ確定だったのですが、

hydrornis.hatenablog.com

の段階では、まったく候補にもなっていないです。

LUMIX DMC-LX5 のパートを引き継ぐのが主な目的なので、

順当といえば順当過ぎる選択です。

 

本日は、購入の経緯についてです。

DMC-LX5 君は、お家では唯一普通のデジカメです。

このブログには、Xシリーズ以外はあまり登場しませんが、

X-E1以降すべてのポジションは差し替えられていて、

現行利用機種はすべて自然観測用です。

 

とにかく普通のコンデジはこれ一台だったので、

これがないと、とても不自由なので必要不可欠なお買物です。

昨年まだ商品の在庫がある内に、

PowerShot G7 X Mark II

を購入しておけば何の問題もなかったのですが、

年明けはどこも在庫は0の状態です。

 

緊急なので、DSC-RX100(初代)が適価の表示もあり、

かなり古いけど、DMC-LX5 より後発なので、

買う気満々でお店を訪問すると、なんと売り切れ!

DMC-LX9 は新製品のとばっちりで値上げ、

中古も視野に入れて考えたのですが、

高級コンデジの中古はとても人気があるので、

出会いが良くないと目玉商品はないです。

 

最後は、DSC-RX100M3,M4 をちょっとだけ考えたのですが、

キャッシュバックキャンペーンを考慮にいれても、

かなり実売価格に差があり、

LX100を選びました。

この話は2年前の出来事ではなく、

2017年の1月中旬なのが、このブログらしいです。

LUMIX DC-FZ85

光学60倍ズーム!

これ、双眼鏡のあやしい広告だったら、

軽く読み飛ばす、お茶目なフレーズなのですが、

映像の最先端を切り拓く、パナソニックの新商品なので、

商品サイトを見る限り他のデジカメと同じです。

ただ一か所だけ、18.1M 1/2.3型 高感度MOSセンサー

の部分を受け入れられない人には無理です。

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FZシリーズの正統な後継機は、現行品だとFZ300なのですが、

普通のカメラとして使用しても破綻は少ないです。

前機種のFZ200のいいとこ取りなので、

画像処理技術の進んだ現在でも特別なコンデジです。

画質至上主義の人にコンデジはあまり向かない気がするけど、

DMC-FZH1 みたいな化け物ビデオカメラも存在します。

 

Nikon COOLPIX P900 とか、

Canon PowerShot SX60 HS とか、

特殊な条件で撮影する機会(具体的にいうと鳥撮)を、

したことがある人なら、ちょっとだけわかるかもなのですが、

個体識別には十分どころか、長距離の被写体ほど、

100万円前後するレンズ以上の働きをします。

 

PowerShot SX50 あたりは割と人気があって、

次々と新機種が発売されたのですが、

普通のコンデジと同じ感覚で使用するのはとは違うので、

これ一台で完結ではなくて、補助的ポジションです。

 

FZ85がどこまで写るのかわからないのですが、

約616gで良く頑張っていると思います。

レンズ一体型の超望遠デジタルカメラ は、

数は少ないけど、確実に需要があるジャンルなので、

ここに4Kを載せてきた意義は大きいです。

 

後処理を得意とする人なら機能満載なので、

ネット配信の素材としては意外と楽しめそうです。

PENTAX KP

リコーイメージング株式会社からは、

ミドルクラスのデジタル一眼レフカメラ「PENTAX KP」新発売です。

news.ricoh-imaging.co.jp

PENTAX K-1が投入されたので、

一眼レフAPS-C機は、当分発売はないと思っていたのですが、

かなり本気のハイスペックで登場です。

 

日本のカメラファンはホントに幸せですね。

はじめて触れたカメラの記憶をそのままに現在も

最新の技術に伝承されているのです。

 

価格が安定した、PENTAX K-3 II でも、

あと10年は問題なく使えると思うのですが、

元フラッグシップがあまりにも低価格で継続販売は、

売る方も買う方も微妙に切ない気持になるので、

KPの発売は不可欠な存在です。

 

昨日の、LUMIX DC-GH5 とか、

絶賛品薄の、OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II は、

20万円超級のミラーレスになってしまい、

かなり遠いところ行ってしまった感じなので、

PENTAXは、ちょっとだけ軽量、ちょっとだけ低価格

性能は同じの路線を貫いて欲しいです。

 

根強いファンはまだたくさん存在するので、

もしかして、最後の一眼レフメーカーになったとしても、

PENTAXのカメラは残るような気がするのです。

LUMIX DC-GH5

3月23日発売予定のLUMIX DC-GH5。

型式はレンズ交換式デジタル一眼カメラなので、

普通に高画質の写真が撮れます。

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LUMIX サイトの特長を読んでいると、

今出来る事は全部やったよ!

続きはこれから随時追加していくので乞うご期待!

動画にあまり興味のない人にはわからない

謎の文字列がいっぱいです。

 

GH5 の購入者は、そこら辺に価値があると思うのですが、

このブログはスチルカメラ機能に絞って触れます。

  • ボディ内手ブレ補正(B.I.S.)搭載
  • 高精細 6K PHOTO(約18M/秒間30コマ連写)
  • 高精細 368万ドット OLEDファインダー
  • ダブルSDカードスロット
  • 5GHz Wi-Fi® 搭載

これだけ読んでもお腹いっぱいです。

LUMIX最高峰として相応しい品格と機能が満載です。

DMC-GH4から、わずかに165gほどの増加で収まっているので、

買い替えの人には、大改革のわりには軽量なのかもです。

 

20のファンクションボタンに機能を割り当てるので、

機材の共用で使う時は大変そうです。

LUMIXの現行機種は、今では全機が4K搭載になっています。

DC-GH5 の優れた技術はすぐに標準機にも降りてくるはずなので、

未来を見せてくれる姿勢は非常に素晴らしい事です。

LEICA DG VARIO-ELMARIT

LUMIX DC-GH5 の方がメインなのだけど、

膨大な資料を読んで理解するのに時間が必要なので、

同時発表のレンズからスタートです。

 

GH5 のセットレンズは、ちょっと長いけどこれ ↓

LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.f:id:Hydrornis:20170125213701j:plain

だと噂されていたのですが、

DMC-G8 と同じ、

LUMIX G VARIO 12-60mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.

になったようです。

 

セットで298,000円なら、いい感じだと思うのですが、

GH5 はボディ単体の販売数が多そうなので、

必要な方はお好みでどうぞでしょうか。

LEICA DG VARIO-ELMARIT をセットにすると、

総質量が1kgを越える(DC-GH5Mキットは約935g)ので、

ミラーレスカメラとしては重量級なんだけど、

最上位機種なので、実際はもっと大がかりなシステム

が想定され、理由は定かではないです。

 

同時発表された他のレンズは、

2,3万ほど値上げされているようにもみえます。

ファームウェアのアップデートでも対応出来そうな感じですが、

ソフトウェア開発にも当然お金がかかるので、

ボディ内手ブレ補正を記念して、ご祝儀はありです。

 

詳細は明日以降ですが、

GH5 は動画機能を重視した最新モデルなので、

電動ズームを新しく発売すれば、さらに売れそうなのに、

意外と難しいのか、さらに次世代対応待ちなのか、

次は間違いなく8Kモデルになりそうなので、

フォーサーズで解像するレンズは、

かなり要求水準が高いので、

とても楽しみです。

新しい中判カメラ

GFX 50S のEVF非装着は、

あまり格好良く見えないので未発表と思っていたら、

ホットシューカバーがとてもいい感じです。

 

ここの見た目で購入に踏み切る人は少ないでしょうが、

液晶パネルも3方向シフトなので、

かなり年代物の2眼レンズ中判カメラを覗きこむ雰囲気があり、

撮像素子の大きさに近い表示となるので、

わかりやすいです。

 

スタジオだと、直接パソコンに接続もできるので、

クライアント側というかカメラマン以外も、

撮影風景がそのまま見られるのですが、

カメラマンはファインダー越しで撮影をしてるので、

実像から仕上がりをイメージします。

 

これを面白いと感じるのは、

撮像素子が大きくなった事でライブビューが、

そのままポジフィルムと同じようなサイズなったことで、

デジカメ以前の撮影風景に戻ったような感覚です。

 

スタジオフォトは機材を豊富に接続する事で、

リアルタイムに確認するのも楽しいですが、

GFX 50S ならこれ一台あれば屋外の撮影時でも、

中判ポジの雰囲気が味わえます。

 

なんかうまく説明できないのですが、

6×6 カメラの上蓋をパカッと開けて写真を撮る

あの感覚です。普通のチルト式デジカメでもOKなんだけど、

大型センサー搭載だからこそ蘇る心象です。

小休止モード

連日のデジカメ新製品の感想、

今見ると、発売された後も利用者を見つけることが

非常に難しい、かなり特殊な製品だと思います。

(FUJIFILM X-T20 はのぞく)

でも、確実に売れてしかも利益が見込めそうです。

 

来月開催されるCP+までちょうど1カ月です。

日本の慣例では、2月と8月はモノが売れない時期

ということになっていて、売り手側も小休止モードです。

大雪が降ったり、連日猛暑が続く日本の風土にはあっているので、

お盆、年末年始、ゴールデンウィークだけでなく、

2月と8月は効率が悪いので、

ドーンと2週間前後の休みにすれば、

お金を使う暇もない忙しい人たちが消費するので、

少しは景気も良くなって、冷暖房に無駄がなくなるかもです。

 

いちおうオリンピックというイベントがあるので、

訪日外国人観光客については、増加の目標を立てるのですが、

出国日本人観光者の事はあまり触れないのが不思議です。

貿易統計では、一方的な黒字や赤字に厳しいけど、

おもてなしの対極には、

きちんとお返しをするのが決まりなので、

働くのが大好きな人はともかく、

行きたい希望がある人には機会を作ってあげるのが、

正しい国際交流のあり方です。

 

海外旅行は、たとえパッケージツアーでも、

自分自身で良く考えて選択しないと面白くないです。

団体旅行のすべてがダメとは思わないけれど、

出来る事はとにかく自分でやって、

ガイドさんが必要なら、手配すればいいのです。

人にはそれぞれ違った考えがあるのですが、

自分の眼で見て、触って、感じるために必要な儀式です。

FUJIFILM X100F

再び富士フイルムの製品に戻ります。

本日の一台は、高級レンズ一体型カメラ

FUJIFILM X100Fです。

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このカメラ初号機発売は、2011年になっていて、

以後2年ごとに、新製品がリリースされ今回で4代目、

型番も"F"になっています。決してFinal ではないですよ...きっと。

この命名法だと次は苦しいので、"V"が2019年かな。

 

大ヒット商品ではないけれど、

X100は、デジカメ販売がピークを過ぎた翌年の発売です。

APS-Cサイズながらも1230万画素の撮像素子を搭載

その当時の常識をひっくり返した銘機種です。

 

最初は玄人層に受け入れられたので、

他社からも次々と、APS-Cサイズ28mm相当品が出て、

一時期わりと盛り上がっていたのですが、

最後に残るのはやはりX100なのです。

 

このカメラの所有層は撮影枚数があまり多くないです。

街に出て積極的にストリートフォトを楽しむタイプではなく、

年数回の行事や、身近な季節の移り変わりなどを、

のんびりと記録するような利用が似合います。

 

そんなわけで良いモノを選んでずっと使い続けるのもありですが、

固定客の相当数は2年に一度なので買い換えもしてくれます。

レンズの焦点距離(ここでは35mm換算も含む)には、

自分の画角というのが存在します。

好き嫌いも含めて、基準となる焦点距離が決まっているのです。

カメラ歴が長い人は、50mmが基準の人がわりと多いです。

 

広角は、28mm派と35mm派にわかれるのですが、

デジタルカメラでは、35mmの方がより標準に近いです。

当然X100は、35mmが基準となっている人が選択するカメラなので、

他にライバルは存在せず、28mmの方が選択肢は多いのです。

28mmだけを自分の画角としている人は少数派です。

多くはズームの方が便利に感じると思います。

 

非常にターゲットが明確なので、

X100を存続させる唯一の方法は変わらない事です。

変わらないというのは、同じ仕様のまま売り続けるのではなく、

現在の雰囲気を壊さない事が大切です。

今回は充電池の変更という大改革があったのですが、

撮影時質量が30g増加でどうにか収まったのでセーフです。

ライカ M10(Type3656)

富士フイルム3連発はやめて、

本日は、M型ライカの新製品です。

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純正サムレストを装着した姿は正真正銘のライカです。

主な特長は、奥行きが3.5mm薄くなったこと、

特にトップカバーを33.75mmにした部分がとても重要です。

これを10年もの間、待ってた人がいることです。

 

その他にも幾つか変更点はあるのですが、

ファインダー部分に多少(?)の違いはみられるものの

本質的にはそれほどのびっくりはないです。

 

動画撮影機能はたぶん誰も使わないので省略され、

その分すっきりレイアウトになっています。

液晶モニタは残ったので、ライブビュー撮影は可能です。

Wi-Fi機能が付いて、iOSアプリと連携との記述があるのですが、

スマホからリモート操作は機能に制限があるので、

共有&配信とデータ転送までぐらいかな?

 

ライカ自身がコミュニティサイトを運営しても、

今ならそんなに違和感はないのですが、

ライカじゃなくてもいいので、

本格参入するなら、高品質ストレージでしょうか。

FUJIFILM GFX 50S

たぶんよその会社が中判カメラを出しても、

あまり注目されないというか仕事人以外は興味ない世界

なのですが、富士フイルムだと少し違います。

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お値段のことはひとまずおいといて、

見た目は正面からに限れば、少しでっかい普通のカメラです。

実際富士フイルムのサイトの仕様比較ボタンを押せば、

X-T2やコンデジと並べてみる事ができます。

 

奥行きは長いけど横幅はわずかに15mmほどの違いで、

撮影時質量約920gなので、フルサイズ一眼レフ機と同じぐらいです。

スペックシートの各項目をくらべる事ができるほど普通の、

撮像素子が大きい特長のあるデジカメなのです。

 

ボディは出たばかりなので、70万級でお高いですが、

レンズはいまのところ、高級なLレンズと同程度になっています。

首から下げてお外で撮影をするのは大変そうに思えるけど、

フィールドがスタジオだとすれば気軽に使えます。

 

100万円以上もする巨大なレンズを持ち出すのは厳しいけど、

これならカメラバック一つで電車に乗っても平気です。

高画質を追求するのは当然の成り行きなので、

このカメラに相応しい場所と被写体はたくさんあります。

 

このブログの注目は、

369万ドットの有機ELビューファインダーと、

3方向チルト式3.2型236万ドットのタッチパネルです。

GFX 50Sは立派なお値段なので、

この辺は惜しげもなく搭載されています。

 

個人で所有するのは難しそうですが、

レンズ構成図の後玉の大きさとか楽しいです。

FUJIFILM GFX 50S + GF120mmF4 R LM OIS WR Macro

使ってみたいです。せっかくの手ブレ補正なので、

縦位置グリップVG-GFX1も装着して、

手持ちで挑戦したいです。