EF24-70mm F4L IS USM

昨年ちょっと特別な撮影機会があって、

どうしてもフルサイズでお願いしたいといわれたので、

EOS 6D + EF24-70mm F4L IS USM

を急遽購入することになっていたのだけど、

偶然にも謎の価格改定と時期が重なってしまい、

結局やめることにしたのです。

 

あれから1年ほど経過して後継機種が発表された現在でも、

その時の水準まで値を戻すことはなく、

たぶんデジカメが最も購入しやすいタイミング

であったと思われます。

 

EOS 6D Mark II を秘かに狙っているというか、

いつも新製品が気になっているのだけど、

購入の動機が明確に存在しない状況で再び決断をすることは、

容易ではないです。5万円キャッシュバックぐらいで、

気持ちが揺らぐことなさそうなので、

背中を押してくれる決定的な理由(言い訳)を、

いつも探す日々が続いています。

EOS X9 の売行き

2017年上半期のレンズ交換式カメラは、

ここ数年なかった製品数が一挙に発表されています。

なんか3年分ぐらい需要を先取りしているような雰囲気です。

 

各社の商品を見くらべるためには、

同時期発売のものをくらべるのがわかりやすく、

この先の勢力図を左右する渾身の発表です。

 

ミラーレス陣営は最上級機を中心にリリースしています。

対する一眼レフを主力とするグループは、

カメラの使われ方を再定義して、ボリュームゾーンを充実です。

 

やはり一番気になるのは、EOS X7 の正統な後継機種

EOS X9 の動向です。エントリーユーザが選択する価格帯

唯一の一眼レフなので、一定数は確実に売れるはずです。

が、X7 のような出荷台数はとても難しそうです。

 

一般論でカメラの先行きをうらなう予測ではなくて、

このブログの希望的な感想を述べさせてもらうと、

ちょっとというかかなーり残念な想いがします。

EOS X7 の特長は、誰が見てもちっちゃくてカワイイ

ところです。ついでに捕捉するとX8が出なかったことにより、

長期に渡って低価格を維持できたので圧倒的に支持されています。

 

現実の不満点に耳を傾ければ、

EOS X9 の登場は全く正常な進化を遂げているのですが、

X7 ユーザが買い増しをする理由はなにもないです。

未来を確実に予測できれば大ヒットなのだけど、

単純に軽くした方が正解だったと思います。

CANON EOS 6D Mark II

バリアングル液晶モニターを採用した小型・軽量フルサイズ

CANON EOS 6D Mark II このクラスでは世界最軽量です。

cweb.canon.jp

前機種とは状況が違うので、価格的には微妙なところですが、

このカメラこそ、ママとパパに贈る最高の一眼レフです。

 

EOS 6D は下位機種の技術をフル活用しているので、

ハイアマチュアの中でも、撮像画面サイズ以外はファミリー仕様です。

上位機種ゆずりの高画質・本格操作が自慢の機種は多いですが、

EOS 6D Mark II は、かんたん・キレイな本物画質なのです。

 

本体価格の事を忘れて考えれば、シャッターを押すだけの簡単操作でOKです。

キャノンの格付けは価格順なので上位に位置していますが、

SONY α7 シリーズぐらいに価格が安定してくれば、

わずかに重さ100gぐらいの違いしかないので、

累計1億本以上の交換レンズの販売実績が威力を発揮します。

 

フルサイズ2620万画素なので、レンズには要求水準も優しいです。

高価なカメラには、Lレンズが付かないと様にならない雰囲気があるけど、

EOS 6D Mark II なら、EF50mm F1.8 STMでも似合いそうです。

ブラックアウトフリーのミラーレスカメラが登場したので、

一眼レフカメラを持つ事はもはやないかと思っていましたが、

EOS 6D Mark II は、かなり強力に欲しいと感じさせます。

 

最大27点の開放値F8に対応のレンズが、

EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM + Extender EF1.4x III(F8)

EF200-400mm F4L IS USM Extender 1.4x + Extender EF2x III(F8)

の2本だけなのがちょっと物足りないのですが、

超望遠をEOS 6D Mark II で使うことはたぶんないので、

広角単焦点の新型IS3兄弟あたりと組み合わせてみたいです。

CANON EOS Kiss X9

国民的一眼レフカメラ遂に新登場です。

世界で一番売れているレンズ交換式のカメラなので、

落とし所が超難しかったと思います。

cweb.canon.jp

キタムラ初売価格:¥63,660(税込)からになっています。

ここ数年の価格高騰を考えると最初から大特価です。

cweb.canon.jp

が、来年まで続くので、このセットはオシャレですね。

上位のKissが値崩れを起こすと、直撃を受けそうな感じもしますが、

他社が大放出をしなければ年内は価格を維持できそうです。

 

既存ユーザにはサプライズなしの非情なモデルですが、

現在必要な要素はすべて整っているので、

世界で二番目に売れるレンズ交換式カメラの地位は揺るがないです。

わずかに50gほど重たくなっているのですが、

これは数値上の問題なので、デザインの方が大きな変更です。

 

圧倒的に世界最軽量の唯一の製品としての特長が薄らいでしまったので、

これなら後300gほど重くてもフルサイズが魅力的な感じもします。

もしかすると、そのような意味合いを含ませた発表なのかと、

疑いたくもなるようなタイミングです。

EOS 6D Mark II は、為替の影響もあって前回のインパクトはないです。

Pictar One

iPhone用カメラグリップ発売されるようです。

お値段はちょっと高めの12,800円からとなっています。

f:id:Hydrornis:20170628190834p:plain

3つのホイールとシャッターボタンの本格仕様です。

背面液晶の美しさや操作面の使いやすさは圧倒的なので、

これはかなり欲しいアイテムです。

 

iPhoneとの通信は「超音波」でおこなわれるため、

Wi-FiやBluetoothなどを使わないのでバッテリー消費が少ない

そうですが、リチウム乾電池は入手がちょっと難しいです。

 

被写体と撮影条件によっては、

スマホ画像とコンデジの差はほとんどないどころか、

レンズ交換式でも負けそうなシーンは多いです。

 

色々の業界間のお約束があるのかもですが、

SIMスロット付きミラーレスカメラを販売すれば超売れそうです。

てゆうか、それぐらいしないと売上は回復しないので、

業界間格差を是正するのが市場を活性化する第一歩なのです。

GITZO 100周年 限定三脚

GITZOブランドも今年で100周年を迎えます。

ジッツオ100周年

単なる祝賀三脚ではありません。

独自のデザインと最新のテクノロジーを盛り込んだ、

究極の高性能プロフェッショナルツールです。

 

お家にも数えきれないぐらい三脚があるのですが、

主力として使われるのは、2つか3つぐらいだと思います。

例によって、最初から最高級品を選んで長く愛用するタイプではなく、

ほどほどの商品を幾つか実際に使ってみて、

目的に応じて何台かを使い分けるスタイルになっています。

 

そんなわけで、壊れるまで酷使されることはなくて、

当然のように現在ではカタログにも載っていないような三脚を

大事に使い続けています。

フィールドは機材の品評会のようなところなので、

高価なジッツォの三脚率はとても高いです。

100万円のレンズに見合った機材はやはり最高級品です。

パイプ径30mm以上の三脚は、カメラが固定されている感じです。

 

観察隊はスコープがのっかればあまり問題はないので、

出来る限り軽量にしています。こだわりのツボは三脚ではなく

むしろ雲台とかアタッチメントの点数は多いです。

最近だとアルカ互換のプレート類は選択肢が多いので。

これを土台に少しだけ改良を加えます。

 

クイックリリースクランプ(?)を付ければ簡易三脚でも、

素早く機材の交換が出来るのでお気に入りです。

光学機器は全体のバランスが重要なので、

38万円の三脚を購入できる人が、

どんな機材使うのか、ちょっとだけ興味があります。

フォレスタ ZR 8×32WP

いつ頃からこの価格に変更されたのかは、

わからないのだけど、

現在、ヨドバシカメラで、Vixen FORESTA ZR 8×32 WP 7,880円。

f:id:Hydrornis:20170625000615j:plain

バーゲンセール大好きなのだけども、

ちょっとこの価格はこわいぐらいの超特価です。

双眼鏡ファンとしてはかなり衝撃的です。

  • Vixen アスコット ZR 8×32WP ¥16,470
  • Vixen アトレックライト BR 6×30WP ¥11,100
  • Vixen アリーナ M 6×21 ¥9,730
  • Vixen アリーナ M 8×25  ¥8,370

ビクセンのポロ双眼鏡の中で最も入手しやすい価格です。

 

販売価格の設定は、メーカーと販売店が自由に決めていいのですが、

いくら何でも、このお値段はやりすぎの感じがします。

フォレスタはビクセンの最上級機なのです。

この値段なので他機種とくらべるのは無意味に思えますが、

1万円以下でこれ以上の見え味の双眼鏡はないです。

 

生産台数を間違えたとは考え難いので、

わけあって放出せざるを得ない状況なんだと思います。

喜んでいいのか悲しむべきなのか、大変複雑の想いが致します。

ThinkPad の譜系

現在このブログに訪問する35%が、

hydrornis.hatenablog.com

のエントリを読んでいるようです。

異例のアクセス状況なので、少々補足をします。

 

ThinkPad は、日本IBM大和事業所で研究・開発され、

2010年に横浜市へ移転、レノボ・ジャパン横浜事業所大和研究室

会社が変わっても、場所が変わっても必要とされ続ける

特別に価値のある技術者が設計を担当しています。

 

最大の特長は、キーボードの使用感に関するこだわりです。

7段配列はそれを象徴するような文字入力に対する執念が感じられます。

近年のモデルではトラックパッドを配置する制限により、

最上段は省かれていますが、不自然なサイズのキーはないです。

 

今風のパソコンの使い方だと、Macのトラックパッドの方が便利に思えますが、

スクリプト記述をする技術者や、文字入力がメインの文筆業の方など、

いわゆるThinkPad愛好家は、他のノートより好ましい感触です。

特にIT関連の仕事をする人にとって、ThinkPadは制限が少ない機種です。

今では背面に大きなロゴは当たり前のようになっていますが、

ここにライバル社のマークが入っているとあまり印象が良くないです。

 

各種ドライバの頻繁な更新や、補修部品を入手しやすいこと、

交換可能な消耗品が比較的安価で提供されていたり、

保守マニュアルもあって、サポートだけでなく独力で解決する事も可能です。

自宅で使う場合は、国産メーカーのオールインワンが良さそうだけど、

サポートが解決するまでに要する時間はあまり変わらないです。

 

法人注文を除いてカウントした場合、

オススメの機種として選定した台数が最も多いのはThinkPad です。

これが歴史の重みといえば、そうかもなのですが、

わずかな差額で済むなら、購入後の満足度は高いと思います。

18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD

タムロンの交換レンズ、「18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD」

Model B028、7月20日より発売です。

f:id:Hydrornis:20170623172218j:plain

このブログ的ツボは、

22.2倍ズームの高倍率ズームの部分ではなくて、

APS-C専用ながら、望遠端では400mmの焦点距離をカバーです。

400mmの望遠レンズが、約700gなのです。

 

すごい光学技術です。しかもデザイン超かっこいいです。

16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO

は、たった一本で実用域をカバーするレンズですが、

Model B028の方は、超軽量の400mmレンズって感じです。

 

16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACROは、

現在キタムラだと、5万円ぐらいなので、

18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLDの予約価格が、

73,330円は超特価に思えます。

 

これで純正のうん十万もするレンズ並みの描写をしたら

ミラクルなのですが、特性を理解して活用します。

鳥撮の場合、中央以外はどうでもいいので、

ピントさえ正確なら作品として破綻はないです。

APS-Cの主力は2400万画素なので、

16分割で切り出しても、1500 × 1000なので、

ブログに使うには十分過ぎる大きさです。

 

タムロンの、SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD

とかだと、サードパーティとは思えない描写力なので、

実際に使ってみなければ良否の判断難しいです。

 

最新レンズは性能を求めるあまり重くなりすぎの傾向があるので、

少々抑え気味のレンズの登場はとても嬉しいです。

Xマウントは無理だとしても、ミラーレス仕様が出るといいのですが、

あと数年すると販売台数が逆転してる可能性は結構高いので、

開発を続ける限り、チャンスは巡ってくると思われます。

最大5万円キャッシュバック!

2017年6月23日(金)~2017年9月5日(火)

の期間中にキャンペーン対象商品購入した場合

X-Pro2×F2単焦点レンズキャッシュバックキャンペーン | 富士フイルム

X-T2×望遠ズームレンズキャッシュバックキャンペーン | 富士フイルム

組み合わせによって、

「郵便為替証書」と「WALL DECORネットプリント割引クーポン」

が送られてくるようです。

 

X-Pro2グラファイトエディションは対象外

の理由は良くわからないけど、キャンペーンにより、

正しい、FUJIFILMの組み合わせを明確に定義しています。

 

FUJIFILM X-T2 以降、ハイエンドミラーレスカメラが目白押しです。

各社とも際立った個性があって選びがいがあります。

FUJIFILMは写真らしさを最大の特長としてプッシュしています。

 

X-Pro2は当然コンパクト単焦点が主力です。

X-T2 は、望遠ズーム2本だけが対象になっているので、

最初からフルセットはかなり敷居が高そうにも思えるのですが、

これは最新の機種ではなく旧製品ユーザ向けっぽい感じで、

このブログあたりはまさにターゲットになっています。

 

X-T2 グラファイトシルバーエディション

は、2万円キャッシュバックに含まれているので、

まるで心の中を見透かされたように見事なタイミングです。

hydrornis.hatenablog.com

までおとなしくしていることは許しませんよ!

今年の夏は暑くなりそうな予感です。