EOS D30

大昔のRAWデータを発掘したので現像してみたよ。

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f/4 1/320 秒 ISO 100 300 mm 

Digital Photo Professional 4.10.0 for Windows

あまりにも素晴らしすぎてびっくりです。

 

オリジナルはかなり眠たい感じに見えていたのですが、

  • ホワイトバランス調整 : 太陽光
  • ピクチャースタイル : エメラルド

「EOS D30固有ともいうべき発色」

を、よみがえらしています。

M.ZUIKO 300mm PRO

今日の一枚は、昨年のJBFのコブハクチョウです。

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本体 OM-D E-M1 Mark II 露出補正 -2.0

フォーサーズ史上最高の組み合わせです。

鳥撮の秘訣は被写体との距離を近づけるのが最適解ですが、

いつも理想の間合いに入れるとは限らないです。

 

白飛びを防ぐ方法はたくさん存在すると思いますが、

分割測光のまま、-2EVで対策をしています。

これ以上だと右端のオオバンは黒つぶれになってしまいます。

 

マイナス補正をかけるのは、少しでも速いシャッター速度が使えるから。

コンデジとの違いは、等倍表示でも鑑賞に耐える驚きの描写です。

LUMIX FZ200

最近すっかり画像を貼らないブログなのですが、

はてなフォトライフには、2,000枚以上の写真がアップされています。

公開されているものは三分の一ぐらいとかと思われます。

そんなわけで久々にフィールド画像です。

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このぐらいの大きな鳥だとコンデジでも意外といい感じです。

等倍表示はさすがに白羽の個体は厳しいけど、

便利なので普通に今も使っています。

キャッシュバックの罠(←錯覚)

昨年末からすごいお値段になっていて、

今年の1月だか2月(=X-T30が発表されるぐらいまで)は、

とてつもない状況になっていました。

 

購入したらお値段サーチはしない方が幸せだとわかっていても

記録として残しておきたくなります。

XF10-24mmF4 R OIS = 67,050

XF16-55mmF2.8 R LM WR = 79,490

お値段が変更になる直前のキタムラの実質価格です。

レンズがここまで変動するとは驚愕ですね。

 

今日のお題は、お店独自の部分ではなくメーカー主催の方です。

ソニーのキャッシュバックは銀行振り込みなので、

残高が後で変わるだけですが、

富士フイルムは郵便為替なので現金化します。

上の例だと、購入時に実質の換算をしているのですが、

かなり時差があるのですっかり忘れてしまいます。

 

わかりやすいように丸めて、期間中に

FUJIFILM X-H1 + XF16-55mmF2.8 R LM WR を

300,000円で購入した場合、キャッシュバックは45,000円です。

心の中のお財布は購入時点で255,000円だったのだけど、

後で現金が返ってくるとそのお金でまたレンズ買っちゃおうかなーぁ

という錯覚に陥ります。困ったことにこのキャンペーンは、

3月末まで延長になっていて今でも対象です。

 

実際にはもう少し複雑になっていて、

下取り品が100,000円ほどある場合の心のお財布だと、

ボディとレンズで155,000円、単品に振り分けると各8万です。

さらにこれを下取りに出すような展開になると、

永久ループにはまり込んでいきます。

 

毎年のようにこれを実行している人は、

年払いのリースをしているような感じになるのでしょうか。

このブログは基本的には買い切り型なので、

大きなイベントの前に購入します。

 

ただ、機材の相性もあるので、

緩やかに入れ替えていくタイプに含まれるのかも。

過去のエントリを見ると、

いつも普通に撮影できる機材が不足していると騒いでいるので、

懲りないタイプがあれば多分そこに分類されると思います。

FUJIFILM X-Pro3

時が経つのはとってもはやいですね。

富士フイルムのX-Pro3が2019年には登場するらしい...。

X-Pro1が2012年、X-Pro2が2016年発売なので、

2019年発表、2020年は極めて順当です。

 

商用写真と趣味の世界はこのブログ的には全く違っていて、

なんというか、好きなカメラと好きなレンズで撮影された一枚は、

とんでもなく愛おしいと感じます。

 

富士フイルムのカメラを使い続けていると、

他社製のデジカメはなんとなく(いやかなり)使いにくい

と感じるようになります。

思い通りの設定が難しいので、

結果的にフルオートで連写することが多いです。

 

逆に考えると最新のモデルは余計なことに気を使わないので、

表現の幅が飛躍的に広がったということになります。

 

実際、どうしても失敗したくないような緊迫したシーンは

FUJIFILM X-H1 の方が安心して撮影に臨めます。

デザイン的にはかなり大きな印象だけど、

横幅と本体質量は、最新のLEICA M10-Pと、ほとんど変わらないです。

「重さ」だけに着目すると、SONY α9やLUMIX G9 も同等レベル

最高級機は様々な理由があって半端ない剛性感があります。

 

Xシリーズは、最初から頂点という原点なので、

静止画に関しては、X-Pro1の時点でかなりの高画質です。

その後、X史上最高画質は度々更新してるのだけども、

デザイン的には第一世代が無邪気に格好良いです。

 

あいかわらず何を言ってるのかわからない文脈になっています。

FUJIFILM X-Pro3に対する期待は性能だけではないのです。

それは持っていて嬉しくなるような「何か」であり、

具体的に言ってしまうと、

ファインダー倍率0.91倍であれば他はX-T30と同じでもいいのです。

W138×H77×D33.5mm / 595g とかまでやると楽しそうです。

流石にちょっと怒られそうな気がしてきたけど、

その場合は、製品名が「X-M3」に自動的になります。

(LUMIXがやってくれるならギリギリセーフかも)←たぶんダメですね?

 

戯れ言はおいといて、

究極のXシステムはX-H1で完成ということでも問題はないので、

X-Pro3は、突き抜けた方向に舵を切って欲しいです。

良い意味で予想を裏切る製品を願っています。

AFコンパクトの遷移

書きかけのまま、投稿されてしまったので今日は補足です。

 

このブログの主力は現在、Xミラーレスデジタルカメラなのですが、

今でもコンパクトデジカメを併用しています。

レンズ交換式のカメラは目的地に着くまで登場させず、

移動中のスナップはコンデジが活躍します。

 

切り分けは結構あいまいなのですが、

長期の旅行=特に海外などで荷物に限界を設定するクセのような感じです。

ちょっとわかりにくいので、過去のコンデジを一覧してみると。

 

PowerShot S30(45) → S80 → LUMIX LX5 → LX100

 

ちなみにそれ以前は、

カメラレンズシャッター式35mmオートフォーカスカメラ

フィルム式のAFコンパクト機だったと思います。

 

今これを書いていて驚いたのは、

LUMIX LX5 以外の全てのカメラにはファインダーが搭載されています。

大発見です。

話がまた大きく横にそれたけど、あきれるカメラ好きですね。

 

主力コンパクトのライバルというか購入時の選択肢に、

いつもどこかでGRの存在が気になっていたのです。

たぶんGRを選ぶ人はそれ一台で完結出来るストイックなタイプで、

このブログのような物欲スタイルには似合わないようです。

GR IIIが気になる

CP+を目前のタイミングで、

魅惑のコンパクトデジタルカメラ「RICOH GR III」発表です。

このブログ的には、GRのポジションは「旅カメラ」

であり、究極の「女子カメラ」になります。

 

今回一番びっくりしたのは、

サイズがさらにちっちゃくなったのに、手ぶれ補正機構"SR"を搭載

約109.4(幅)×61.9(高)×33.2(厚)mm 約257g 

わずか6gの質量アップで実現してしまった事です。

 

「えー、これが出来るんならX-T30も何とかしてよ!」

もはや意味不明の心の叫びです。

Microsoft Store 版 Photoshop Elements

ちょっと理解不能なライセンス販売は2/16日まで、

「Adobe Photoshop Elements 2019」が30%オフのセール

Windows 10搭載PCに最大10台までインストールが可能だそうです。

 

前回のエントリの続きで、

  • 「XF16-55mmF2.8 R LM WR とセットで使うレンズ」
  • 「USB Type-C のハブがなぜか3台になったお話」
  • 「散々迷って、画像編集ソフトにPSE 2019を導入したこと」

他にも書きかけの内容がいっぱいあるのだけど、

もしかすると上記した10ライセンス販売の意義がわかる人がいたらぜひ

知りたいと思って書いています。

同一のMicrosoftアカウントでPC10台持っている人はかなり奇特

しかも、ライセンスはAdobe Photoshop Elements 2019が対象なので、

2020バージョンには多分対応しないと思います。

 

ちなみにお家では、WinとMacで同時に使えるパッケージを

購入しています。使い勝手は良好で、Core i5 / 8GB 以上であれば余裕

各種の補正は安心して利用できます。

数枚であればRaw現像にもある程度対応できるのですが、

買い切りのアプリは、新機種が追加される事はまずないのだけど、

わかりやすい操作系で難度の高いレタッチが可能です。

 

お値段は、アップデート製品版の30%OFFなので8150円。

永続ライセンスなのでお買い得のようにも考えられるのですが、

Office同様に切り分けがとても難しくルールを確認するのも大変です。

 

日本メーカーの全部入りのパソコンはほとんど壊滅していますが、

今になってみると初期投資で完結するモデルは良かったのかも。

もっともお値段が違いすぎるので、選択肢が少なすぎます。

10nm世代の「Ice Lake」が登場する頃になれば、

様々な問題は解決するのか、さらなるカオスに突入するのか、

各社が足並みを揃える可能性は少ないので、過度の期待をせずに見守ります。

FUJINON XF16-55mmF2.8 R LM WR

昨年はレンズにはじまってレンスに終わる年で、

年初に、SONY FE 85mm F1.8 (ボディは2017年購入)

その後偶然にも、スコープと接眼の軽量化を行い、

この影響でLUMIXのレンズが増えたのだけど、

フィールド機材はお家のカメラとは切り離すことにしています。

 

そんなこんなで、あれこれと彷徨っている過程がブログ的には面白い

ところだとは思うのですが、全部書くのは恥ずかしいので、

本日はタイトルにある、XF16-55mmF2.8 R LM WR のお話です。

 

このレンズは「フジ姉」なら持っていて当たり前、

今さら語ることは少ないですが、

写真のジャンルとしてはやや異質に感じる「集合写真」のスペシャリスト

として、完璧すぎる特性を発揮します。

 

XF16-55mmF2.8 のズーム指標は、16,23,35,55 です。

16-35 の描写は開放から単焦点に負けない透明感をキープします。

周辺部の歪みは最広角でも全く気にならないレベルですが、

許される範囲で画角を抑えたいというか揃えたい。

このために必要なこだわりのズームです。

 

お家のカメラの場合、レンズがちょっと大きすぎる感じになるのだけど、

ハンドグリップを装着すると誂えたようにしっくりときます。

電子部品以外は専用の社外品は痒い所に手が届く機能で、

三脚に取り付ける際も気を使わないので簡単です。

小さな雲台だと、微妙な調整が難しいので、

屋内の撮影がメインの時は、ボール径φ54mm大型の自由雲台を使います。

 

XF16-55mmF2.8 は、とっても人気があるのだけど、

余りにも良く出来過ぎていて、何となく富士フイルムらしくないという

謎の理由(?)から、最愛レンズに指定されない不思議な存在ですが、

16-35mmをカバーするXFレンズ史上最高レベルだと思います。

何を持って素晴らしい画質と判断するのかは微妙ですが、

最望遠端付近になると穏やかに下がっていくのは、

ズームレンズの宿命なので、この領域を必要な場合は別のレンズにします。

FlexScan EV2785-WT

液晶ディスプレイはデジタル一眼に例えるなら、

交換レンズに相当します。

そんなわけで、いいレンズというか信頼できる製品が欲しかったのです。

 

昨年の夏、実機を見てある程度決まっていたのですが、

なんとなく延び延びになっていたので、衝動買いではないです。

言い訳は置いといて、最終候補は四機種(5種類)に絞られていました。

お値段も重要なのですが、問題はスペースです。

 

あと大切なのは、なぜ液晶ディスプレイが必要なのか?

これは単純に文字がよく見えないからです。認めたくはないのだけど、

平たくいえば老眼です。なので画面はできるだけ大きい方が良いのかというと、

必ずしも大は小を兼ねるとは限らないことに気が付きます。

27インチだと全体を見渡すことができない!

 

実際、WUXGA(1920x1200)でもかなり厳しいと思っていたので、

真ん中の見渡す範囲だけを使えばいい作戦を実行します。

これだと、2880x2160(150%表示なので1920x1440)だけを

見ている状態なります。左右の部分も作業領域としての利用価値があり

もったいない使い方ではあるけど予想以上に快適です。

 

細かい作業以外は、画面との距離を少しとってマウスを操作

Macならトラックパッドで、驚愕の画像を楽しむことができます。

PIXUSで名画を飾ろうに行くと、代表的なアーカイブスの紹介があるので、

お家の中にある専用の美術館で気がすむまで作品を鑑賞です。

 

この使い方は、有料のコンテンツにも絶大な効果があり、

例えばデジタルカメラマガジン(カメラ雑誌)は見開きで見ても

写真だけでなく文字も余裕で読めるのはとっても便利です。

結構感動したのは、「乙嫁語り」(マンガ単行本)

緻密な描写にうっとりして時間を忘れそうです。