Nikon 8x20HG L DCF / 10x25HG D CF

このブログが自分で調べることは楽しいことだと知ってから

最初に購入した双眼鏡は、CANON 8x32 WP です。

目的、価格、性能、全てが条件通りの素晴らしいお買い物に大満足です。

なのに、それからまもなくして2台目の双眼鏡をまさかの購入

Nikon 10x25HG D CF 。色々な意味も含めて驚愕です。

それから長い月日がたち、今回ご紹介するのが

 

  • Nikon 8x20HG L DCF   270g

この双眼鏡の最大の特長は、使いやすいことです。

NIKON 10×25 HG D CF との関係は、>> 10x25HG を参照願います。

2022/01/01時点の公式ページでは、まだ旧製品の扱いではないみたいです。

ヨドバシはお取り寄せなので、もう作ってはないのかも。

 

光学性能は最高。重さや大きさも最高。見た目の質感が最高。

トリプル excellent 。amazing まさに奇跡の双眼鏡です。

いやいや、もっといい双眼鏡があるでしょ?

あると思います。

それを知っている人はその素晴らしい双眼鏡を買ってください。

間違いなくその双眼鏡が世界最高の双眼鏡だと思います。

 

8x20HG の不思議な点はピント調整リングが向こう側にあること、

人差し指や中指で操作することは難しい設計となっています。

2軸の折りたたみ式なので、眼幅調整をした時にブリッジ部が水平ならず

見た目が良くない、目当てが小さく吸い付くようには合わない。

対物カバーがないため対物レンズに触りそうでこわい。

ケースに金属が使われている。紐が短い。

 

ピントリングが対物側にあることは確かに他の双眼鏡と違っていて

この点は正直今でも疑問に感じていますが、これはデザイン

ピントリングの操作性よりも視度調整リングの確認

もしくは勝手に動かないための配置を優先した結果です。

 

見た目の方のデザインについては、10x25HG が断然かっこいいです。

10x25HG には、別売りで対物キャップもつけられます。

が、他の双眼鏡でもつけたことはないです。カッコ悪いから

対物レンズに傷をつけることはケースを使っている限りありえないです。

 

最後にもう一つ、

ものすごい専門家や探究をしているレベルの人が見ると、

わずかに黄色い着色が確認出来ます。

この理由は、本物のニコン双眼鏡であることを証明するためです。

これを知っている製造者及び関係者には一瞬で判別が可能になっています。

このスペシャルコーティングは少し勿体無いのですが、

偽物を掴むのはもっと嫌なので安心のためです。

目にも優しく精緻な技術の結晶です。

 

※ 昨日もったいぶって投稿を遅らせたので補足を追加します。

 

使いやすいというのは、単に操作性が良いとか光学品質が高いだけではなく

持ち歩く時も負担にならない大きさ、どんなシーンにも溶け込んで

人から見られて違和感がない、高級感があってもシンプル。

シンプルにこだわり過ぎると味気のないデザイン。

製品全体のバランスが素晴らしいです。

 

このブログの感想なので全ての人に当てはまる訳ではないです。

設計から20年以上経過しているので、少々懐かしい感じがするけれど、

双眼鏡はデジタル製品のように劇的な進化は少ない商品です。

正直バードウォッチングには少し小さい気もします。

後継機ではないですが、MONARCH M7 8x30 あたりが

価格やサイズ感も近く新製品なので前後のコーティングは良いです。

コンサートホールや劇場は20mm級が上品で美しいと思います。

 

原点に戻ると、目的、価格、性能、にたどり着くのですが、

ここに物欲が絡んでくると素晴らしく大変な楽しいことになります。

I wish you a wonderful life with binoculars !